【初めての収穫祭・前編】TSUCHILLの家庭菜園 第1章。12種類の夏野菜が採れました
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東京都世田谷区にある「TSUCHILLファーム」。今年の春から定植し、チームのみんなで育ててきた野菜が、いよいよ収穫の時期を迎えました!
先日「収穫祭」を開催し、チームのみなさんと一緒に夏野菜を採り、料理まで楽しみましたよ。この記事では初めての収穫の様子をレポートします!
Photo:吉田達史/Text:田中青紗
家庭菜園初心者多数。それでも畑には色とりどりの野菜が実りました
まっさらな畑におぼつかない手つきで苗を植えた、今年の4月下旬。
家庭菜園ビギナーの私は、見るからに心もとない苗から美味しい野菜が結実するのか半信半疑でした。
けれども、そんな私の不安を横目に当の野菜たちはすくすくと育ち、あっという間に3カ月が経過。TSUCHILLファームの景色は見違えるようにカラフルになりました。
春には土だけだった畑ですが……見てください!
こんなに立派に野菜が育ちました!
これほど色鮮やかで、色彩豊かな光景を目の当たりにすると、思わず都会にいることを忘れそうになりますね。
待ちに待った収穫祭当日は朝から快晴!最高気温34℃と真夏日のお天気です。
TSUCHILL編集部員のわたくし田中、この日は畑に足を踏み入れた瞬間から、ワクワクが止まりませんでした。
熱中症に十分注意しながら、集まったTSUCHILLメンバーと一緒に野菜を収穫します。
採れたのはトマト、ナス、枝豆、スイートコーンなど、夏野菜12種類!
今回育てた野菜は、下記の12種類。太陽の光をたっぷり浴びた夏野菜は見るからに美味しそうです。
<育てた野菜の品種>
・トマト(大玉):桃太郎ファイト
・トマト(中玉):フルティカ
・紫ナス:とげなし千両二号
・白ナス:とろーり旨なす
・きゅうり:夏すずみ
・枝豆:湯上り娘
・ピーマン:ニューエース
・トウガラシ:甘とう美人
・スイートコーン:味来90
・オクラ:ヘルシエ
・人参:彩極
・じゃがいも:男爵
メンバー同士でひと通りのあいさつを済ませたのち、三々五々、思い入れのある野菜のそばに散っていくなか、私はトマトエリアに。
私たちが育てたミニトマトよりやや大きめの品種「フルティカ」は、果肉がなめらかなんですって!トマトは手でひとつひとつ収穫する方法もありますが、房ごと収穫するのも◎
房の付け根にハサミを入れる瞬間は胸が高鳴り、夏休みに祖父母の家で畑仕事を手伝っていた子どもの頃を思い出しました。
自分たちの手で収穫できる喜びを感じます。
ふと後ろを見ると……フライング気味にスイートコーンをそのまま味見するメンバーを発見(笑)。
「甘い!」「美味しい!」と声が上がっていましたよ。採れたてをすぐに楽しめるのも、自分たちで育てる醍醐味ですよね。
トロッとした食感がやみつきになる白ナスも大きく成長!
紫ナスの「とげなし千両二号」という品種は、果肉のヘタや茎葉にトゲがないのが特徴です。
トゲがないと収穫や料理がしやすいだけでなく、果皮に傷をつけにくいそう。初心者にとって扱いやすい種類でした。
この時期、ビールと一緒に堪能したい枝豆は、株を根元から引き抜いて収穫。メンバーが楽しそうに引き抜いていく様子がカメラにおさめられていましたよ。
こまめに休憩を挟みつつ、どんどん収穫していきます。
TSUCHILLメンバーの汗と努力の結晶!こんなにたくさん収穫できました
空っぽのカゴがみるみるうちにカラフルな色で埋め尽くされ、1時間半ほどの作業で、食べきれない量の野菜が収穫できました。
真夏の炎天下ということもあり汗だくになりましたが、普段こういった経験をする機会はなかなかないので、とても清々しいひとときでした。
土を触り野菜を収穫している間は、せわしない日常を忘れ、子ども心を思い出すような気持ちになります。
春の訪れとともに土をおこし、苗を植え、種を蒔き、太陽と大地の力を借りてすくすくと育つ野菜を見守ってきたこの数カ月間。
私は農作業の初心者ではありますが、今回「農」を体験でき、つくる喜びをひしひしと感じました。
たわわに実った野菜を見ると、ポジティブな感情が加速するのか、収穫中はあちらこちらで笑い声や驚きの声が行き交っていました。
皆さん、本当にお疲れさまでした!
ちなみに収穫祭の午後の部では、料理家の桑折敦子さんと塩山舞さんに、採ったばかりの夏野菜を使って料理を振る舞っていただきました。
プロの手によって夏野菜がどのようなメニューに変身したのでしょうか。
その模様は後編記事にて。お楽しみに!
【おまけ】春に植えたミニトマトも、こんなに大きくなりました
そして!春にプランター栽培を始めたミニトマトも、こんなに大きく成長しました。
私が育てたミニトマトも同じ日に収穫。
せっかくなので、この日の午後、屋内に移動してからカプレーゼを作りました。
カプレーゼはモッツァレラチーズとトマト、塩、オリーブオイルだけで簡単に出来上がり。
前述の通り、「収穫祭」午後の部では、料理家のおふたりが絶品料理を作ってくれたのですが、その箸休めとしてこっそりテーブルの上に並べてみたところ、メンバーのみんなに「美味しい!」と言ってもらえたので、個人的には大満足でした(笑)。