捨てずに再利用!大根のヘタから始めるエコで可愛い菜園生活
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いつもの料理中、大根のヘタを捨ててはいませんか?実はヘタを水に浸けておくだけで、ふさふさの大根葉が再生するんです。発根こそ難しいけれど、葉の再生だけでも十分価値あり!エコでかわいく、親子でも楽しめるリボベジ大根の魅力をたっぷりお届けします。
大根のヘタで再生栽培!話題のリボベジって?

水に浸けるだけで野菜が再生する「リボベジ」は、忙しい毎日でも気軽に始められるサステナブルな家庭菜園です。
料理中に出る野菜くずを“第二の野菜”に変身させる手軽さと、キッチンに緑が加わる癒やし効果もあって、いま人気が広がっています。
リボベジの魅力や始め方については、こちらの記事でも紹介しています。
瞬く間に大根の葉っぱが再生するって本当?

大根のヘタから葉を再生させる方法は、実に簡単!水に浸けておくだけで、大根の中心から新しい葉っぱがぐんぐんと育ってきます。
大根の葉は、根に近い部分から放射状に伸びていきます。ヘタを少し厚めにカットして水に浸けることで、残った成長点から葉が再び顔を出してくれるのです。
葉が再生するなら、根の再生も期待したいところですが、そちらはなかなか難しいのが現実です。
リボベジで発根させて土へ植え替えるところまでは望まず、まずは「大根葉を再生して楽しむ」ことに特化して楽しんでみてください。
育ててみよう!水耕栽培で大根をリボベジ

ネギやニンジンなど、一部の野菜は再生後に土耕に移して再度収穫を狙えますが、大根のリボベジはあくまでも「葉を愛でて食べる」もの。
それだけでも十分楽しくて、達成感も大きいので、ぜひお子さんと一緒に育ててみてください。新しい芽はとてもかわいく、若々しい緑が癒やしを与えてくれます。
【用意するもの】
- 大根のヘタ(厚さ1.5〜2cmほど)
- 浅めの皿 やグラスor 水耕プレート
- 水(1日1回交換が目安)
- 日当たりのよい窓辺(レースカーテン越しが理想)

【育て方】
- 大根のヘタを少し厚めに切る(葉の再生点を残す)
- 平皿やグラスに水を張り、大根の切断面を下にして浸す
- 直射日光を避け、明るい場所に置く
- 水は毎日交換し、水位は大根が1〜2mm浸かる程度が目安
- 3〜5日で新しい葉が出て、2〜3週間でふさふさの葉に育つ
※室温や日照状況によって成長スピードは変わります。冬場は少し時間がかかることもあります。
【ポイント】
- 切った面に黒ずみやヌメリが出てきたら、一度洗って水を替えましょう
- 葉が倒れないよう、安定したお皿やプレートを選ぶのも成功のポイントです
収穫した大根葉、どう使う?

ふさふさに育った大根葉は、香りも味も抜群!刻んでごま油で炒めたり、おにぎりの具にしたり、漬物やナムルにしたりと、使い道はいろいろあります。
私がよく作るのは、ごま油×白ごま×醤油で炒めるだけの「大根葉のふりかけ」をはじめ、刻んで納豆に混ぜる、さっと湯通しして味噌汁の具材に、などなど簡単なものばかり。
キッチンガーデンで再生させたリボベジ大根の葉なので、気軽に使えるところが気に入っています。
大根のヘタは捨てずに、水に浮かべてみよう

大根を使い切ったあとに残るヘタ。
いつもなら捨ててしまう部分をリボベジで再生させてみると、キッチンも心も豊かになります。毎日水を替えて葉の成長を観察していると、暮らしにちょっとしたリズムが生まれます。
ふさふさの葉を料理に添えるだけで、「自分で育てたんだ」という嬉しさがこみあげてくるのもポイント!節約だけじゃない再生栽培の喜びを、まずは一本の大根からはじめてみてください。