パクチー好き必見!室内でパクチーを年中収穫するための栽培テクニック
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好きなだけ、いつでもパクチーを使いたい!そんな願いを叶えてくれるのが、室内でのパクチー栽培。虫の心配も少なく、キッチンや窓際で手軽に育てられるのが魅力です。今回は、種まきのコツからLED水耕・土耕の比較、長く楽しむための継続栽培テクニックまで、実体験をもとに自家栽培パクチーの楽しみ方をご紹介します。
室内でパクチーを育てるメリットとは?

パクチーは好き嫌いが分かれる香味野菜ですが、「大好き!」という人にとっては、常にストックしておきたい存在。でもスーパーで買うと割高だったり、使い切れなかったり。だからこそ、必要なときに、必要な分だけ摘み取れる室内栽培がおすすめです。
わかりやすいメリットとしては、下記が挙げられます。
①虫がつきにくく、清潔:室内ならアブラムシなどの虫害リスクが大幅に減少。
②料理の直前に摘んで使える:キッチン栽培ならではの魅力。
③LED水耕栽培なら年中収穫も可能:季節に左右されず、徒長や寒さに悩まされることもなし!
私自身、LED水耕栽培キットで育てていますが、冬の寒い時期でも元気に育ち、パクチー好きの生活にぴったりです。
まずは種まき!発芽のコツと注意点

パクチー栽培の第一歩は、種の処理から始まります。パクチーの種は硬い外皮に包まれているため、「もみ割り(軽くつぶす)」と「12〜24時間の浸水処理」で発芽率がグンとアップします。
1穴に3〜4粒まいておくと、発芽しない種があってもリスクヘッジできます。

私がベランダでの土耕栽培と室内でのLED水耕栽培で生育比較をしたところ(9月下旬に実施)、土耕栽培では8日、LED水耕栽培では2日早い6日で発芽しました。
環境や季節によって前後しますが、LED水耕栽培だから発芽が遅いというネガティブなことはないようです。
失敗しないLED水耕栽培キットでの育て方

LED水耕栽培は、パクチー栽培の初心者にも心強い味方。必要なものとポイントを以下にまとめます。
<必要なもの>
- LED水耕栽培キット
- スポンジ培地
- 液体肥料
- 種
<育て方のコツ>
- 種の外皮をもみ割りする
- 浸漬法で発芽不良の種を取り除き、12~24時間浸漬する
- スポンジ培地に種を3~4粒入れ、LED水耕栽培キットにセットする
- 発芽までプラスチックカバーなどを被せ、湿度を管理
- 発芽後は1日12〜16時間程度LEDを照射
- 液体肥料は発芽後の成長段階で与え、水の補給も忘れずに




外葉カットで長く楽しむ!収穫のコツと継続栽培テクニック

パクチーが15㎝くらいに成長したら、いよいよ収穫です。パクチーの再収穫を目指すなら、株ごと抜かないのが鉄則!中心の成長点を残しつつ、外葉から収穫することで、何度も楽しむことができます。
私のLED水耕栽培では、1つの株から2〜3回再収穫できました。株が疲れてきたら植え替えのサイン。定植のタイミングをずらせば、“連続パクチーライフ”も夢ではありません。
摘みたてパクチーをどう楽しむ?

パクチー好きなら、自分で育てたものを収穫して、その香りを楽しみながら調理する喜びを毎日でも味わいたいはず!
摘みたてのパクチーを活かす定番レシピは、やっぱりパクチーサラダでしょう。

もちろんフォーやトムヤムクンなど、ベトナム料理やタイ料理にもたっぷりと。スパイスカレーにも欠かせないハーブです。
冷奴やそーめんの薬味にパクチーを使って、アレンジするのもいいですね。私も自家栽培パクチーを日々の料理に活用していますが、摘みたての香りの強さは格別!料理の幅もグッと広がります。
“いつでも新鮮”が叶う、パクチーのある暮らし

室内栽培であれば、天候や季節に左右されずに“摘みたてパクチー”を楽しめます。
特にLED水耕栽培は清潔で管理しやすく、初心者にもぴったり。継続収穫することでコスパもアップ!
いつでも摘みたての香りを楽しみたい!そんな願いが叶う暮らしを、ぜひあなたも始めてみてください。







