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水やり不要?乾燥に強いローズマリーで節水ハーブガーデン

スッとした爽やかな香りが特徴の「ローズマリー」。料理に使うだけではなく、美容や虫除けなどにも活用できる優秀なハーブです。ローズマリーは乾燥に強く、頻繁に水やりをしなくても育てられるので、ハーブ栽培に慣れていない方も挑戦がしやすいですよ。この記事では初心者にもおすすめなローズマリーの育て方をはじめ、育てたローズマリーの活用方法やレシピなどを紹介します。

ローズマリーが乾燥に強い理由

ローズマリーはシソ科マンネンロウ属で地中海沿岸地方を原産とするハーブです。スッとした爽やかな強い香りが特徴で、お肉やお魚などの臭み消しや、食材への風味づけをはじめ、美容や虫除けなど古くから私たちの暮らしの中で活用されてきました。

植え付け時期はおよそ4月〜5月、または9月〜10月頃に行います。9〜4月に開花し、品種によって青や白、ピンクなどの花が見られます。収穫が楽しめるのは4〜11月頃。

ローズマリーは基本的に丈夫で日差しに強く、やせた土地でも育てられるのが特徴です。水はけが悪いと根腐れを起こしやすいため、日当たりがよく乾燥した気候で育てるのがおすすめです。

乾燥に強いからこそ、水やりも土が乾いてからで問題なし。ハーブ栽培に慣れていない初心者でも栽培しやすく、畑のほかにベランダや室内でも育てられます。

こまめな水やり不要!ローズマリーで作る節水ハーブガーデン

ローズマリーは乾燥に強いため、節水をしながらハーブ栽培が楽しめます。ここからは実際にローズマリーを育てるために必要なものを紹介します。

準備するもの

ローズマリーを育てるために必要なアイテムは以下の通りです。

・ローズマリーの苗
・プランター
・培養土
・鉢底石(鉢底ネット)
・スコップ
・手袋
・じょうろ

ローズマリーの栽培に慣れていない方は、種ではなく苗から始めるのが手軽です。なお、ローズマリーには大きく3つの育ち方があります。垂直に成長していく「立性」、地面を這うように成長する「匍匐(ほふく)性」、立性と匍匐性の中間の「半匍匐性」です。

苗を選ぶ際はどのような育ち方が好みかを考えるといいでしょう。苗や土などはホームセンターや園芸用品店でそろいます。

スコップや手袋、プランターなどは100円ショップでも購入できるので、初期費用を抑えたい方は100円ショップも活用してみてください。

STEP1:場所を決める

ローズマリーの栽培に必要なアイテムがそろったら、育てる場所を決めていきます。もっとも手軽なのは、プランターを活用してベランダで育てる方法。

プランターだとベランダ内に置きやすく、日当たりの強さによって移動しやすいです。まずは日当たりと風通しのよさを確認してみてください。

STEP2:土・鉢を選ぶ

続いて土と鉢を選んでいきます。ローズマリーはやせた土地でも育ちやすいので、基本的に肥料は必要ありません。ハーブを育てるのに最適な中性〜弱アルカリ性にすでに調整されているハーブ用の培養土を使うと、プランターに入れるだけなので準備が楽です。

鉢はローズマリーの苗よりもある程度大きめなサイズに植え替えましょう。ローズマリーを一株育てるのであれば、6号サイズ(直径18cm)の鉢を使うのがおすすめです。

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STEP3:苗を選ぶ

ローズマリーの苗を選ぶときは、茎がシャキッとしていて、根本がずしっとしたものを選定しましょう。害虫がついているもの、下のほうの葉が黄色くなったり枯れたりしているものは避けてください。

ローズマリーはこまめな水やり不要!

ローズマリーは乾燥に強いハーブのため、こまめに水をやらなくても育ちます。基本的には土がしっかりと乾いたタイミングで水をあげましょう。もしプランターではなく畑で育てている場合は、水やりの必要はなく、雨に任せておけば問題ありません。水やりをしたら、風や日光を当ててください。多湿が続くと枯れてしまうので、受け皿に残った水は捨ててOKです。

なお、ローズマリーが成長したら、定期的に枯れた部分を剪定してください。伸びた葉や枝がそのままだと風通しが悪くなり、枯れてしまう原因となってしまいますので注意が必要です。

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今日から始めるハーブ栽培。ベランダで育ててみよう!

ローズマリー+αで広がる節水ガーデン

ローズマリーを育ててみて「他のハーブも育ててみたい」と思った方もいるかもしれません。ハーブはベランダでも簡単に育てられるので、家庭菜園初心者の方でも挑戦しやすいです。

さまざまな種類のハーブがあると、より暮らしが豊かになりますよ!栽培を始める際に必要なアイテムは、基本的にはローズマリーを育てるときと同様です。

・ハーブの苗
・プランター
・培養土
・鉢底石(鉢底ネット)
・スコップ
・手袋
・じょうろ

苗は色が鮮やかで葉がシャキッとしている元気なものを選びましょう。害虫がついていないか、葉が枯れた部分がないかなどもチェックしてから購入するのが◎。

プランターは育てたいハーブの種類によって大きさや形を選びます。ぴったりではなく、ゆとりのあるサイズ感のものを選ぶと育てやすいでしょう。

ベランダでハーブ栽培をするなら「寄せ植え」もおすすめ

ベランダでローズマリーのほかにさまざまなハーブを育てる際、ぜひチャレンジしてほしいのが「寄せ植え」です。

香りの組み合わせが楽しめ、見た目も華やかになります。また複数育てられるので、料理や美容など活用の幅も広がります。

寄せ植えをする場合、注意してほしいのがハーブ同士の組み合わせです。育てる環境が似たハーブでないと、どちらかが枯れてしまう恐れがあります。

例えば、ローズマリーと一緒に植えるハーブは、日当たりの良い場所を好み、耐寒性のあるものを選ぶのがおすすめです。特に「ラベンダー」と「セージ」は相性が良く、育てやすいハーブです。

ラベンダー

心地いい香りのラベンダーはハーブの中でも人気です。リラックスや安眠効果があると言われているので、使いやすい種類でもあります。ローズマリーと同じく日当たり、風通しが良い場所を好みます。

セージ

強い香りが特徴のセージは、ローズマリーと同様に料理の風味づけなどに使うのがおすすめです。寒さに弱く、暑さに強いため、基本的には日当たりと風通しが良い場所で育てましょう。

育てたローズマリーをフル活用!

育てたローズマリーは鑑賞や香りを楽しむ以外に、さまざまな活用ができます。料理や美容、害虫対策にも使えるのでぜひローズマリーのある暮らしを楽しんでみましょう。

ローズマリーを料理で使う

まずは料理に活用するのがおすすめです。ローズマリー特有の香りが、料理にいい風味をもたらしてくれますよ。ここでは簡単に作れる「チキンのハーブソテー」と「フォカッチャ」を紹介します。

【1】チキンのハーブソテー

まずはローズマリーの香りを活かして、お肉の風味づけをする「チキンのハーブソテー」です。主な材料は以下の通りです。

〈材料〉
・鶏もも肉
・ローズマリー
・ニンニク
・オリーブオイル
・塩胡椒

作り方はとても簡単です。

1:鶏もも肉の皮目をフォークで刺して、いくつか穴を開ける
2:両面に塩胡椒をふりよく馴染ませる
3:皮と身の間にローズマリーを挟み(もしくは葉を肉にまぶす)冷蔵庫で30分ほど休ませる
4:フライパンでオリーブオイルを熱して、ニンニクを入れる。香りが立ってきたらニンニクを取り出す
5:鶏肉の皮目から焼き、パリッとするまでじっくり焼く。表面を裏返し、しっかりと火を通せば出来上がり

ローズマリーの風味がお肉とよく合いおいしいですよ。シンプルな味付けでもハーブを使うだけで満足感が上がり、おもてなしにもぴったり。

風味づけの他には、クセのあるお肉の臭み消しにも使えます。ぜひ試してみてください。

【2】フォカッチャ

もちもちした食感が楽しめるフォカッチャ作りにも、ローズマリーは欠かせません。主な材料は以下の通りです。

〈材料〉
・強力粉
・ドライイースト
・ローズマリー
・砂糖
・塩
・オリーブオイル

1:ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れて混ぜる
2:(1)に水(ぬるま湯)とオリーブオイルを加えて混ぜ、生地がなめらかになるまでこねる
3:ひとつにまとめて、生地が倍の大きさになるまで発酵させる(室温25℃〜28℃で40〜50分ほど)
4:発酵した生地を上から押してガス抜きをし、形を作り再度発酵させる(室温25℃〜28℃で20〜30分ほど)
5:生地の表面に指でくぼみを作り、オリーブオイルを塗り、くぼみにローズマリーをさす
6:220℃に予熱したオーブンで15分ほど焼いたら出来上がり。焼き上がったらもう一度オリーブオイルを表面に塗る

フォカッチャはそのまま食べてもよいですし、お好みの具材を挟んでサンドイッチにするのもおすすめです。爽やかな風味が楽しめますよ。

ローズマリーを入浴剤・美容に使う

ローズマリーは料理だけではなく美容に活用するのもおすすめです。香りによってリフレッシュできたり集中力がアップしたりするだけではなく、抗酸化作用、抗菌、血行促進などの効果もあると言われています。

美容として活用する場合、まず手軽なのが「入浴剤」として使うことです。ネットを用意し、摘んだローズマリーを軽く洗ってから数本入れて、湯船に浮かべるだけ。

ローズマリーの爽やかな香りを感じてリフレッシュしつつ、体がじっくりと温まっていきますよ。他には、ローズマリーを鍋で煮て成分を煮出した「ローズマリーウォーター」もおすすめ。お湯を沸騰させてローズマリーを入れます。5分ほど煮出したら完成です。お肌の保湿やヘアケアに使えますよ。

ローズマリーを害虫対策に使う

ローズマリーの爽やかな香りは、害虫対策にも効果的と言われています。ローズマリーには、衣類の防虫剤としても用いられてきた「しょうのう」が主成分の「カンファー」という成分が含まれています。そのため、ハエや蚊、ダニなどを寄せ付けない効果が期待できると言われていますよ。

簡単に害虫対策をしたい場合は、鉢植えのローズマリーを玄関先に置いておくだけでもOK。他には束ねたものを玄関先やトイレなどに飾っておくのも良いですよ。天然のハーブを使った虫除けは電気や火を使わないため、ペットや小さいお子さんがいるご家庭でも取り入れやすいでしょう。

水やり楽チン!ローズマリーで節水ガーデンを始めよう

ローズマリーの育て方から、料理や美容への活用アイデアを紹介しました。ローズマリーは乾燥に強く、こまめな水やりも必要ないのでハーブ栽培に慣れていない方でも気軽にチャレンジできます。節水しながら家でグリーンが楽しめますよ。

ローズマリーを普段の料理に加えるだけで風味がアップ。スッとした爽やかな香りは、リフレッシュや集中力を高めたいときにも役立ちます。この春はローズマリーがある生活を楽しんでみませんか?

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初心者でも簡単!水耕栽培で始めるキッチンガーデンの基本ガイド

田中青紗

ライター/作家。Web媒体を中心に、取材記事やエッセイ、短編小説などを寄稿。食や暮らしにまつわるジャンルが好きです。ベランダでハーブ栽培にも挑戦しています。 ◼︎Instagram:@tanakaasa_life ◼︎note:https://note.com/tanakaasa_life

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