LED水耕栽培で“しその森”を!キッチン栽培の始め方と楽しみ方
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キッチンの片隅に、小さな“しその森”ができたら…。LED水耕栽培キットなら、それが本当に叶うんです!摘むたびに広がるさわやかな香り。口に入れた時のさっぱりとした味わい。青じそ(大葉)は、育てる楽しさ、摘む喜び、料理に添える満足感、すべてがそろった“和の万能ハーブ”です。その魅力を、栽培のコツから保存法、意外な歴史まで、たっぷりご紹介します。
青じそは「和の万能ハーブ」。実は命を救う薬草だった!?

青じそのさわやかな香りとさっぱりとした味わいは、日本の食卓に欠かせない存在です。冷ややっこやお刺身、天ぷらにパスタ…どんな料理にもすっと馴染み、でもしっかりと印象を残してくれる食材、それが青じそです。
「紫蘇(しそ)」という名前の語源は、中国の古典に登場する逸話に由来します。
蟹にあたって命の危機に陥った少年に、紫色のしその葉(=赤じそ)を煎じて飲ませたところ、命が蘇った──という故事から、「紫蘇」と名づけられたといわれています。
現代でも、しそは漢方で「蘇葉(そよう)」と呼ばれ、「風邪や胃腸の不調、気分の乱れを整える作用がある」とされています。
おいしさの裏に、こんなエピソードが隠れていたことに気づくと、しそがもっと好きになりませんか?
LED水耕栽培キットで育ててみたら、驚くほど育って“しその森”に!

私自身、青じそは切らすことなく冷蔵庫でストックしている紫蘇ラバーズのひとり(笑)。ハーブ栽培に最適なLED水耕栽培キットで青じそを育ててみたところ、葉がふさふさと茂り、まるで“しその森”のように成長しました。
これは紫蘇ラバーズにとっては、夢のような光景!毎朝、葉を摘むたびにふわっと立ちのぼる香りに癒やされ、これまで以上に料理に添えるのが楽しみになりました。

プランター栽培で青じそがうまく育たなかった方にこそ、LED水耕栽培キットがおすすめです。
LEDライトによる日照管理やウォーターポンプでの水質管理など、まさに“育つ環境”が整っているからです。安定栽培を目指すなら、液体肥料を与えるのも選択肢のひとつです。
実際に栽培してみると、2週間ほどで発芽し、そこからは次々と新しい葉がもりもりと成長。
朝に窓を開け、青じそがふさふさと風に揺れる様子は、まさに“香りのあるキッチンインテリア”です。
【栽培データ(参考)】
- 発芽日数: およそ10〜14日
- 発芽適温: 20〜25℃
- 育てやすさ: ★★★★☆(病害虫に強く、水耕栽培との相性◎)



摘芯はしたほうがいい? 収穫のコツも解説します!

LED水耕栽培では、摘芯(先端の芽を摘む)をすることで、株が横に広がり、より多くの葉が育ちます。
結論から先に言うと、青じそもしっかり摘芯するのがおすすめ!茎が伸びてきたら、先端の芽を摘みましょう。そうすることで脇芽が伸びて、葉がふさふさと茂ってきます。
また、こまめに収穫することで葉の質も向上し、株の風通しが良くなって病気も防げます。“もったいないから摘まない”より、“たくさん摘むことでよく育つ”ことを、ぜひ覚えておいてください。
収穫頻度が高いからこそ、保存方法も覚えておこう

青じそは想像以上に収穫ペースが早く、「使いきれない…」という声もよく聞きます。紫蘇ラバーズの私でさえ、もりもりと育つしその森を前に多少たじろぎました(笑)。
そんなときは、以下の保存法がおすすめです。
- 冷蔵保存: 濡らしたキッチンペーパーで包み、ジッパー付きの袋へ。野菜室で1週間程度は保存可能。
- しょうゆ漬け: 醤油+ごま油+にんにくに漬け込むだけで、ごはんの最強お供に。
- 冷凍保存: 洗って水気を切り、1枚ずつラップで冷凍。薬味や炒め物にそのまま使えます。

青じそは和風はもちろん、洋風にも意外とマッチします。
ちょっと添えるだけで見た目も香りもグレードアップするので、もりもりと育ったらしっかり保存して、青じそのある生活を楽しみましょう!
キッチンガーデンが香り豊かな“しその森”になる喜び

LED水耕栽培キットで青じそを育ててみて、私は香りとともに暮らす豊かさを実感しました。摘むたびに広がる香り、お皿の上で映える緑。そして「しそを5枚摘んできて」といった、家族の会話。
和の万能ハーブ・青じそは、ただの薬味ではありません。私だけではなく、みなさんの暮らしに、ちょっとしたリズムと季節を運んできてくれる偉大な存在なのです。