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採れすぎたシソをどう使う?家庭菜園派におすすめの保存&作り置きアイデア

シソを育てていると、新しい葉がどんどん出てきて薬味だけでは使い切れない!なんてことありますよね。そんなときに役立つのが、シソの保存テクニックと作り置きレシピ。今回は、シソを長持ちさせる保存方法と、ご飯やお弁当にぴったりの作り置きレシピをご紹介します。収穫した美味しいシソ、薬味以外で使ってみませんか?

家庭菜園でシソ(大葉)が豊作に…でも薬味だけじゃ使い切れない!

家庭菜園でシソを育てたことはありますか?

手がかからず育てやすいうえに、収穫量も豊富。こまめに摘んでいると、次々と新しい葉が育ってきます。収穫のたびに香りを楽しみながら薬味として使えるのは嬉しいところ。

でも、毎日の食事で少しずつ使っているだけでは、とても消費が追いつかない……なんてこともあるのではないでしょうか。冷蔵庫に入れておいたらしおれてしまったり、使いどきを逃してしまったり。

せっかく大切に育てたシソ、無駄にしたくはありませんよね。

そんなときこそ活用したいのが、長く保存できる方法や、作り置きおかずとしておいしく変身させるレシピ。香りと風味をしっかり活かしながら、日々のごはんやお弁当に役立つ“シソの使い切りアイデア”をご紹介します。

食べたい時にすぐ使える!シソ(大葉)の便利保存テクニック

シソは香りが命。せっかく収穫したのに、冷蔵庫でしおれてしまった…なんて経験、ありませんか?

そんな時に役立つ、家庭でできる簡単な保存テクニックを紹介します。使いたいときにサッと取り出せて、時短調理にも大活躍。

冷凍・醤油漬け・水保存の3つの方法をご紹介します。

■冷凍保存(保存期間:約1ヶ月程度)

洗って水気を拭いたシソを1枚ずつラップで包むか、重ねて保存袋に入れて冷凍します。使うときには、必要な分だけパキッと割って使えます。刻んでからラップに小分けにしておくと、炒め物やスープにそのまま使えて便利ですよ。

■醤油漬け(冷蔵で約1週間)

清潔な容器にシソを重ねて入れ、全体が浸かる程度の醤油を注ぐだけ。冷蔵庫で1週間ほど保存可能です。そのままご飯にのせても美味しいですし、おにぎりの具や冷ややっこの薬味にもぴったりです。

■水保存(冷蔵で約2〜3日)

茎付きのままコップに少量の水を入れて立て、上からポリ袋をふんわりとかぶせて冷蔵庫へ。葉がシャキッとしたまま、2〜3日は鮮度をキープできます。冷蔵室より温度が高めで湿度が保たれている野菜室がおすすめ。

ご飯のおともに!作り置き&アレンジレシピ

収穫したてのシソは、そのままでも香り豊かでおいしいですが、ちょっと手を加えるだけで、ご飯がすすむ作り置きおかずに変身します。

冷蔵庫にストックしておけば、忙しい日の一品やお弁当のおかずに大活躍。ここでは、すぐに試せる簡単アレンジレシピを2つご紹介します。

シソのにんにく醤油漬け(保存期間:約1週間)

【材料】

シソ(大葉):10枚
醤油:50ml
みりん:大さじ1
砂糖:小さじ1/2(お好みで)
にんにく:薄切り1片 または おろしにんにく小さじ1/2
鷹の爪(輪切り):お好みで

【作り方】

  1. シソ(大葉)は洗って水気をよく拭き取る(ペーパータオルで1枚ずつ丁寧に拭くとよい)。
  2. 保存容器にシソを重ねて入れる。
  3. 鍋に醤油・みりん・砂糖・にんにく・鷹の爪を入れてひと煮立ちさせ、冷ます。
  4. 冷めた漬けだれを容器に注ぎ、シソの葉がしっかり漬かるようにする。
  5. 冷蔵庫で半日〜一晩漬ければ食べ頃。

【おすすめの使い方】

  • ごはんに巻いて
  • おにぎりの具に
  • 冷や奴や焼き魚にのせても◎
  • だし巻きたまごの具に

シソ味噌(保存期間:冷蔵で2週間)

【材料】

シソ(大葉):10枚
味噌:100g(米味噌がおすすめ)
みりん:大さじ2
砂糖:大さじ1.5
ごま油:小さじ1

【作り方】

  1. シソ(大葉)は洗って水気をふき、細かく刻む。
  2. フライパンにごま油を熱し、刻んだシソをさっと炒める。
  3. 味噌・みりん・砂糖を加え、弱火で練るように炒める(焦げないよう注意)。
  4. ほどよく水分が飛び、もったりしたら火を止める。
  5. 清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。

【おすすめの使い方】

  • ごはんやおにぎりに
  • 焼きおにぎりの塗り味噌として
  • 野菜スティックや冷やしきゅうりに添えて
  • マヨネーズと混ぜてドレッシングにしても◎
  • 牛乳でのばす+すりごまを加えて素麺のタレに

育てる・使う・楽しむ!シソ(大葉)のある暮らしのすすめ

シソは、初心者でも気軽に育てられるうえに、日々の食卓で大活躍してくれる万能ハーブ。
「今日はどんな風に使おうかな?」と、自然に献立の幅が広がって、食事づくりがちょっと楽しくなりますよ。

さらに、収穫したばかりの新鮮なシソは、香りが豊かで、市販のものとはひと味違うおいしさを楽しめます。冷凍保存や醤油漬けなどの保存方法も活用しながら、ぜひ自家製のシソ生活を楽しんでみてください。

山口 美樹

アロマテラピーアドバイザー/パン教室講師/看護師。観葉植物や苔テラリウム、多肉植物から始まって、家庭菜園でハーブと野菜を育て始めました。収穫したものをどうやって料理しようか考えるのも楽しみのひとつです。

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